皆さんが医学部、医師を目指す理由はなんでしょう。
おそらく一つじゃないと思います。
僕も一つではありませんでした。
もちろん自分なりの興味や熱い(❓)思いもありましたが、
社会における医師免許の”メリット”も考慮して最終的に長いリソースを投じて、医師を目指すことに決めました。
ではメリットとはなんなのか。
そして、皆さん
当たり前ですが、たった1回きりの人生、幸せになりたいですよね。
自らの人生に不幸を望む人はいないと思います。
では医師になるメリットと人生における幸せは結びつくのか、結びついたのか。
僕自身、中卒で自立し土方をしていた経験があるので
医師になった今、以前の生活とリアリティを持って比較することができます。
(あくまでも社会における実生活における比較ではあるが、、)
今回はそんなテーマを扱うことで、
医学部を目指す皆さんの動機づけになればいいなと考えています。
前職と比較すると、医師は以下の点で大きく上回ります。
①社会的信用度
②収入
③健康についての知識量
順を追って説明しましょう。
①社会的信用度
無資格、無学歴は、個人の能力を度外視すれば、日本社会において無力です。
もちろん資格や学歴がなくても超人的なパワーや天才的な頭脳を持った人であれば、関係ありません。
ただ、僕には何もありませんでした。
つまり、10年前の僕の社会的信用度はほぼ0でした。
そんな僕が手に入れた医師免許。
まず、社会における信用度が群を抜いていました。
医師免許が国家資格である以上国が担保していますので当然と言えば当然です。
さらに言うと日本医師会という極めて強大な後ろ盾もあります。
ちょっとやそっとのことで揺らぐ信用度ではありません。
実利的な点でいうと
就活のしやすさ(基本的に売り手市場です)や住宅ローンの組みやすさ、ハイクラスクレジットカードの審査の通りやすさなどの話になりますが
もっと俗な話をすると
前職の僕だと相手にされないような不動産会社や自動車販売店さんなど接客業の対応が全く違います。
高級車ディーラーからすると最高のお客さんは医師という話もあるぐらいです。これも医師免許の社会的信用に裏打ちされたものですから、対応に熱が入るのは当然ですね。また、最近話題になりがちな婚活市場でも医師免許は圧倒的な強さを誇るプラチナカードです。
裏返せばカモの対象になりやすいというデメリットもありますが、、。
明確な資格のメリットとして
お金のかかるサービスを受ける際に、不愉快な思いをすることはなくなりました。
②収入
医師になれば平均年収は1000万を超えるとされます。
以前の職では、平均月給20万×12ヶ月で240万程度でした。
なので単純に考えると4-5倍は年収がアップした計算になります。
前職の4-5年分を1年間で稼ぐということですから、4倍のスピードでお金を稼いでいることになります。
そう考えると僕の長い受験期間+医学部生活(計約10年)も既にpayできでます。
実際のところは、初期研修の2年間とそれ以降で平均年収は大きく変わります。
初期研修の平均は500-700万程度だと思いますが、それ以降は1500万程度という相場感です。目指す意思さえあるならば、青天井であるところも魅力です。
つまり、高水準での安定を担保されつつ、大きく稼ぐチャンスもあるということです。
お金を稼ぐことにプライオリティを置く医師の賛否はここでは置いておいて
収入の心配が人生からほぼ消えたのは大きなメリットでとして感じています。
人生における「心配ランキング」の中で職や収入がだいぶ下位に落ちました。
③健康についての知識量
最後は健康においてのメリットです。
医師は健康のプロ中のプロです。
現在の医師国家試験を突破できる知識量があれば、自分の体の不調や家族の疾患などについて、すぐに自分で調べて(場合によっては最新の論文にアクセスして)、適切な対応をとり、適切な医療機関に受診させることができます。
ネットに蔓延る金の匂いのするエセ医学は一瞬で見破ることができ
やる気さえあれば、日々の食事や肉体改造にも手を加えることができます。
たとえ手元にお金が一兆円あっても、不治の致死的な病を抱えていたとしたらそれは幸せでしょうか。
逆に、お金が足りなくても逞しく幸せに生きている人は沢山いることは事実です。僕もお金がなく、夜ご飯はごはんともやし炒めという日々を過ごしながら、仕事で充実感を感じてある程度幸せに生きてました。
それは健康という土台があったからです。
健康・病気のプロのなれる教育を受けられる。
個人的にはこれが医師になる最大のメリットなんじゃないかと思ってます。
以上、僕が個人的に思う医師になるメリットを3つ紹介しました。
総じて、僕は医師になって幸せな人生を送れてます。
タイトルの答えは「YES」です。
医師になるための答えはこちらから👉 lin.ee/cJiQvx0
(おまけ)
ドラゴン桜といえば
・小学校の頃ドラマで観た思い出
・医学部受験スタート時の参考書迷走時代に使った問題集
が個人的に想起されます。
毎日のように書店やブックオフに行って、いろんな参考書や勉強法本・合格体験記と睨めっこしてました。
あ、最近漫画ドラゴン桜2読み始めました。