0からの医学部受験コンサルティング『ONE』

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文系再受験医学部生(当スクール卒業生)に話を聞いてみた

今回は医学部受験の話。

2021年度オンラインスクール卒業生の再受験医学生(現在医学部3年生)に話を聞いたので共有します⇩

※オンラインスクールで5月に配信した内容を一部加筆

①医学部に入ってみて感じたことを教えてください。

 

まず周りの同級生を見て思うことがあります。

彼らは元から頭がずば抜けていい天才のような人はほとんどいないということです。

 

合格されたみなさんはそれぞれ努力をして入ってきてるのだなと感じます。

 

半年勉強して入ってきた再受験の友だちたちがいるのですが、その人たちも東大卒だったり大学生になってからずっと塾講師のアルバイトをしていたりと、勉強の貯金があった人たちです。

 

つまり、それまでのトータルで勉強時間が長い人たちが順当に入って来てるのだなと思います。

 

大学生活に関してはめっちゃ楽しいですね笑

 

ぼくは同級生と最大9歳年が離れてはいますが、医学部の子たちは育ちがいいからか、あまり歳の差を感じずに仲良くすることができており、いつも仲良くしている子たちは現役〜2浪の子が中心です。

 

なので入学してから年が離れてるからと言って馴染めないということはないので安心してください。

 

むしろめっちゃ楽しいので期待してていいと思います!

 

 

②医学部受験勉強に関して攻略ポイントがあれば教えてください。

 

はい。僕が意識していたことはPDCAサイクルを回すことです。

 

【注①】

PDCAサイクルとはビジネス業界の言葉でPlan計画 Do実行 Check評価 Action改善といった流れを繰り返して成果を挙げるとう考え方。

受験におけるPDCAサイクルは過去問をもとに計画を立て必要な参考書・問題集を選定し実行し、それを模試や過去問で評価し計画を修正しまた実行していくというもの。

 

そしてその勉強の成果の確認には模試を活用しており、模試をひとつの目安として細かい計画を立てていました。

模試後には入念に自分の解答を分析していました。

・なぜその問題を間違えたのか

・なぜその問題を解けたのか

というような理由を逐一しっかり考え、出来なかったことを次回の模試にできるよう計画を修正したり、意識して取り組むことを決めたりして、日々の勉強に取り組んでいました。

 

【解説②】

模試や過去問は自分のアウトプット(成果)を確認できる場所。

これらを解いて解きっぱなしではなく何か得られるものはないかという姿勢で取り組みむといい。特に過去問は解いたあとに振り返りはマストで上記で述べられているようなアセスメントが必要。

 

あとは淡々と勉強を継続することが大事かなと思います。

ぼくは働きながらですが少しずつ勉強を続け全て合わせるとトータルで3年かかりました。

本気で取り掛かれたのは最終年の7月ごろでオンラインサロンに入った頃です。

勉強頑張ってください。

 

【解説③】

この方は働きながら少しずつ勉強されており、なかなかまとまった勉強時間が取れずに苦労されていたが、結局合格のポイントは淡々と努力を続けられたこと。オンラインスクールに入った時点では英語は非常にできて社会分野が少しできるぐらいで数学は共通テスト範囲でなんとか60点前後取れるぐらい。数Ⅲ、理科はほぼ未履修。そんな状況でもコンスタントな努力が実践できる方なので、指針を与えるとその後半年で合格するほど爆伸びし合格した。

 

以上スクール卒業生に話を聞いた内容でした。

医学部再受験、状況や年齢など様々な背景からの挑戦。

 

高い壁だが、本気でやれば人生において得るものは大きいと思う。

厳しい医学部受験、医学部生活、研修医生活ですが継続的な努力はどの段階でも求められる。

医学部受験を通してそうした素養を養いましょう。

 

 

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