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医師のマネーリテラシーを段階的に表してみる

世間的に高収入とされる医師。

 

別の仕事から医師へ転職した身からすると、たしかにこれは間違っていない

 

個人的な話だと月にもよるが、前職と比較し手取りで60万円近く違うこともある。

 

なにせinが多いので資産形成に本気で取り掛かればそれなりの資産は作っていけるとは思う。

 

しかし、筆者自身医師の世界で働くなかで、高収入である医師の中でもお金に対するマネジメント能力やモチベーションはかなり異なることに気づいた。

 

全く資産運用に無頓着なタイプから徹底的に管理して少しでも資産を増やそうとするタイプまで様々である。

 

今回は医師の属性をマネーリテラシー具合に基づいて下のように自分なりに分類してみる。

 

無対策

Cクラス

Bクラス

Aクラス

Sクラス

 

以下順次説明していく。

 

-無対策

全く対策していないDrもいる。

傾向としては年配のDrに割合が多い。

 

-Cクラス

・ポイ活をしている

ふるさと納税

・マネーフォワードなどでキャッシュフロー管理をしている

・簿記やファイナンシャルプランナーなど金融知識の勉強をしている

 

若手であればポイ活をしているDrは30%程度。

医師のポイ活は非常にお得なので個人的にはしたほうが多いと思うが、「そんなちまちま面倒臭いことやれるか」というのがアンチポイ活勢のご意見。

ポイ活に興味がある方は下記記事参照↓

tedblog.hatenablog.com

 

ふるさと納税はクラス分類に迷ったが、これすらしていない先生もいるためCクラスに分類。

 

ふるさと納税は年配のDrから若手まで60〜70%ぐらいのDrが利用している印象。これから資産形成に本腰を入れていきたい先生はふるさと納税をとっかかりに、確定申告や節税の勉強に入っていくとスムーズだと思う。

 

-B①クラス

・NISAなどの投資信託iDeCoを利用している

・医療費控除などの節税対策をしている

 

NISAの利用率は30%程度か。iDeCo流動性の低さからか利用者はもっと少ない印象。

 

NISAなどは一度環境を構築しさえすれば、ほったらかしで資産形成できるもののやはり初期設定を面倒がって結局やらない先生が多い。

 

また、医療費控除などはそもそも知らない(名前は知っているが詳細は知らない)先生が多く、これももったいないと思う。特に歯列矯正など多くの医療費を使った年にはマストで利用すべき控除である。

 

-B②クラス

・自分で確定申告をしている

株式投資や不動産投資をしている

 

自分で確定申告したり、株式投資をしだすとそのために色々な情報が必要になり必然的にマネーリテラシーが向上する。ケアネットなどは株主優待で月額5500円のケアネットTV(研修医などの講義映像サブスク)が無料になるので、このあたりをとっかかりに株の世界に触れてみるのはアリだと思う。

 

不動産投資は、賢く利用して成功している先生もいるが、負の”医者あるある”でもある。怪しい業者から営業電話がかかってきて言葉巧みに契約してしまう先生も少なくないと聞く。

資産形成の最終段階になると不動産の扱いも必要だとは思うが、資金が少ない段階での多額の借金を背負っての不動産投資や不動産を使った節税対策はリスクだと個人的に思う。

少なくとも筆者はまだまだ手を出す気はない。

 

-Aクラス

・医業以外の副業をしている

・不動産を複数個所有している

・マイクロ法人を持ち青色申告している

 

Aクラスになると、かなり本格的な節税対策をしていて、医師の中ではまだまだ希少な存在。

 

特にマイクロ法人設立→青色申告は強力で、生活費の一部も”経費”で落とせるようになるのはチート級。そこに不動産も絡められれば理想的である。

 

-Sクラス

・医師のための税金対策や副業などの書籍を書いている

・自分で動かせる資産を1億円以上保有している

 

医師の世界での資産形成の神

もはややり過ぎ感まである。

ここまで目指すかどうかは自分次第。

 

さいごに

以上、医師のマネーリテラシーについてまとめてみたが個人的な所感をもとに分類したので別の意見も多数あると思う。

あくまでも一つの参考までに。

 

しかし、これだけは事実。

 

お金の勉強はしたほうがいい。

 

↓はカラーで読みやすいうえに、実践しやすいものが紹介されているのでこれから資産形成を始めていきたい初学者におすすめ。